プレイ人数:1~6人 プレイ時間: 15分 年齢対象: 8歳以上
オススメ度: 8/10
2017年ドイツ年間ゲーム大賞のノミネートの「マジックメイズ」から派生(?)したゲーム。システムがだいたい似ていますが、今回のテーマは火星開拓です。
プレイヤーは、協力し合って時間内にドームを作り人間駒へ全員移動できれば 勝利です。
但し、各自のプレイヤーは担当色を持っており、自分の担当に関するものしか触れないのです。そして、みんな、プレイ中に(砂時計をひっくり返す時やヘルプを使う時以外)喋ってはいけません。盤面を見て自分のできることを察し、バタバタ遊ぶのが楽しいです。
このゲームの良いところ
- セットアップ・片付けが簡単
- 難易度が調整しやすい。自分の好みで遊べる。
- 子供も楽しく遊べそう。
- プレイ時間が15分ぐらいだが、しっかり頭と神経を使い、やり応え感がある。
個人的には、寝る前にちょこっとボードゲームをやりたい時にちょうどいいです(^^)
【具体的なルールの説明】
まず、スタートのタイルを置き、担当色を示すタイルを全プレイヤーに配ります。
(写真では2人で遊ぶ場合です。資源は6色がありますので、2人プレイの時は、色が被らずに3-3と分かれています。)
それから、砂時計をひっくり返して、スタート!!
「+資源」のマークがついているところは、資源を生産できる場所です。
この場合、青色を担当している人がここに青い資源が置けます。
そこから駒を動かせるのは、「道の色」と同じ色を担当している人のみです。
この場合は、「茶色」 か 「黄色」 になります。
青い駒が青い鍵のマークに到達したら、青担当の人が青駒を捨て、次のタイルを公開します。(このアクションは「探索」と言います。)
※ここは前作のマジックメイズと一緒です。
▼下の写真は分かりやすいように駒を残しましたが、実際は捨てないといけないのです。
上の写真では、「+茶色の資源」マークが出てきましたね。
これで、茶色の資源も生産できるようになります。
こんなふうにマップが広がっていきます。
ひょうたんマークが出てきました!!
そこはドームを設置する場所です。
そこに指定の資源駒が揃えば、ドームが設置されます。
全てのドームが設置できたら、ロケットマークに人間駒を置きます。
そして、人間駒が全員ドームに到達できたら、みんなで勝利です。
だいたいのルールはこんな感じです。
細かいルールを足すなら、
- 駒は一か所に1個しか置けない。
- 一部のタイルには砂時計マークがあります。そこに資源を到達できたら、砂時計をひっくり返すことができます。それと同時に、担当タイルを交換します。そして、誰かが駒を動かすまで会話できます。(砂時計マークは最大4個)
- 全てのドームが建設され、人間が登場したら、砂時計マークが使えなくなります。
- 資源の色を変更できるヘルプが3個あります。それを使えば、資源を任意な色に変更できる上に、誰かが駒を動かすまで会話できます。
- 水管マークがある場所は、お互いにワープできます。
- 道が破線になっているところは、そこに至った資源を支払えば、その資源と同じ色の道が作れます。
上記説明したのは簡単モードです。
難易度を上げたい場合、邪魔者の「ゴミ」とゴミを食べる「ピンク虫」を追加することができます。
ゴミは、資源と同じく動かすことができます。もし資源と同じ場所に入ったら、資源がなくなります。
ピンク虫は、自ら移動できません。隣接の場所にゴミまたは資源があれば、そこへ移動できます。そして、そのゴミまたは資源は消えます。
どれもとても邪魔で、上手いことに動かさないと、資源がゴールにたどり着きにくい・・・。しかも、やることが多く、それが制限時間内にやらないといけないので、本当にバタバタバタバタ・・・・。でも、楽しい(^^)
今まで2人以上遊んだことないのですが、
マジックメイズと比べたら、作戦の幅が広いので、相手との意思疎通が前よりも困難な気がします(^^;)
一人で遊ぶのも楽しい。
一人プレイの場合、意思疎通の問題がないのですが、やることが多いので、
一人で全部やるのがかなり忙しい。一番難しいモード(ドーム5個)でギリギリにクリアできました。
※二人では、ドーム3個までクリアできましたが、ドーム5個モードはまだクリアしたことない。次回はまずドーム4個に挑戦したいところ。
一言でいえば、
とても良いゲームで、オススメです!!
※現在、日本語版がまだ出ていないのですが、ルールが簡単で、
ルールブックが英語の12ページぐらいなので、輸入品で遊ぶのもハードルあまり高くないと個人的に思います。